独り言の垂れ流し

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呪いが解けた後で Part.17

1.初めに

 皆さんごきげんよう。今回はパート17でゲームでは12シーズン目のポストシーズン直前という、中途半端な時期ではあるが、歴代の新人王を振り返ろうと思う。

 なぜ、他の賞ではなく新人王なのかというと、個人的な印象ではOOTPの新人王は結構適当に決められてることが多いと思う。そのため、新人王はその後面白い野球人生を歩む選手が多いように感じる。おそらくだが、プレイヤーが投票に介入しない限り単純にWARを見て決めて決めているのだろう。

 MVPもその傾向があるが、MVPを確変でも取れる時点で能力は十分あり、平凡以下の成績の選手になることは少ないと思う。

 そこで今回は19年から23年の歴代の新人王を振り返ろうと思う。

 

 

2.2019年

2-1 NL

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 19年はCOLの2Bが獲得。23年までは素晴らしい活躍を継続していたが、怪我もないのに24年で大幅に成績を残しリリースされBOSに移籍。25年オフにマイナーFAでNYMに移籍するがそこでもうまくいかず、26年にルール5でNYMからARIに移籍。そして28年に引退した。最高年俸は23年の8.3M。

 ドラフト情報:2013年ラウンド26→入団せず
        2016年全体81位指名
 最高プロスペクトランキング順位:19年61位

2-2 AL

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 19年のALはゲレーロJr.が獲得。MLB昇格後の成績で最低の成績が26年のWAR3.1なのだから恐ろしい。23年に8年総額212Mの巨大契約を結んだ。ドーピングでもしなければ殿堂入りは間違いない成績だと思う。最高年俸は29年の29M。

ドラフト情報:国際アマチュアでの入団
 最高プロスペクトランキング順位:19年1位

3.2020年

3-1 NL

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 20年はPHIのSPが獲得。彼は19年オフに国際FAで生成されたゲームオリジナル選手。両リーグ通じて初めてのオリジナル選手の新人王選手である。国際FA戦士らしく、34歳でMLBに来て新人王を獲得。さらに、20年にはサイヤング賞で2位にもなった。最高年俸は24年の17M。

 ドラフト情報:国際FAでの入団
 最高プロスペクトランキング順位:なし

3-2 AL

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 20年のALはTBのローが獲得。彼は新人王を取った20年は新人にしては、いい働きをしたが、キャリアの多くの時間は平凡以下の成績しか残せていない。22年に5年57Mの契約を結ぶも、契約が終わった28年にはマイナー契約でSEAに移籍。そして、同年にDFAに伴うウェバーでBALに移籍。28年オフにはNYMにマイナー契約で移籍したあと、同年にLADにトレードで移籍。29年オフにTBとFAで1年契約を結ぶも、同年オフにTEXマイナー契約で移籍。

 彼はドラフト、マイナーFA、FA、トレード、クレームと様々な方法で移籍を経験している。これでルール5で移籍したら。ドラフトを経由した選手としては全ての方法で移籍したことになるのではないだろうか?。最高年俸は26年の14.6M。

 ドラフト情報:2016年全体390位指名
 最高プロスペクトランキング順位:19年58位

4.2021年

4-1 NL

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 21年はATLのRFが獲得。彼は素晴らしい選手であったが、とにかく怪我が多い。彼のGSが少ない理由は能力によるものではなく、怪我での離脱が原因。また、28年オフにFAでCINに移籍(マイナー契約)。最高年俸は28年の19M。

 ドラフト情報:2013年ラウンド2
 最高プロスペクトランキング順位:21年6位

4-2 AL

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 21年はMINのSSが新人王を獲得。彼は27年まではMINにいたが、オフシーズンにFAでBOSに移籍。一応MINは26年に、彼に4年67Mの契約を結んでいたが、27年にオプトアウトでFAになった。BOSとは7年186Mで契約。

 彼は非常に秀でた足とSSとしては悪くない長打力で素晴らしい活躍をしている。しかしながら、ALにはリンドーアがいるため新人王以外の受賞は難しい状況である。さらに、30歳を迎え、脚と守備能力が劣化してきた。はたして、34年までの契約をWARが+の状態で終わらせられるのだろうか?最高年俸は30年の27M。

 ドラフト情報:2017年全体1位
 最高プロスペクトランキング順位:20年3位

5.2022年

5-1 NL

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 22年はCOLの1Bが獲得。彼は国際FA出身の選手。初年度以降は怪我で厳しいシーズンを送っているが、WARだけを見たら十分立派なシーズンを送っている。22年には他にもシルバースラッガーとMVPを獲得。25年オフには7年221Mの契約を結んでおり、1年あたり33.5Mを得ている。これは現在のMLBで上から6位の年俸額になっている。

 ドラフト情報:国際FAでの入団
 最高プロスペクトランキング順位:なし

5-2 AL

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 22年はTBのRFが新人王を獲得した。彼は非常に高い打撃力があるのだが、非常に守備能力が低く、彼レベルの打撃力では釣り合わない。さらに、怪我も多く一年を通じて活躍することは不可能である。

 彼は24年にトレードでWASに移籍し、FAで27年オフにHOUに移籍した。その後29年オフにトレードでTEXに移籍。そして、31年、シーズン途中でLAAとマイナー契約を結んだ。最高年俸は27年の13.7M。

 ドラフト情報:2019年全体4位指名。
 最高プロスペクトランキング順位:なし

6.2023年

6-1 NL

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 23年はSDの選手が獲得。彼は素晴らしい打撃能力があるのだが、守備が下手すぎる。現在までの累計でZRが-170である。こういった選手は一昔前ならDHになればよかったのだが、最近では選手の疲労管理のために打てるだけの選手は居場所がない。とはいえ、OOTPの攻略という観点からはALのチームはこの手の選手は割安で獲得できるから検討する余地はかなりある。最高年俸は22.6M。

 ドラフト情報:2019年全体6位
 最高プロスペクトランキング順位:20年、21年1位

6-2 AL

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 23年はLAAの森が新人王を獲得。彼は捕手としては、非常に高いレベルの打撃能力を持っている素晴らしい選手。しかし、反面このゲームではキャッチャーとしては守備能力が低く、サブポジであるRFの守備能力も低い。この守備能力の低さは、おそらくLAAの長期低迷の原因になっている。最高年俸は31年の41Mで、これはMLBで2番目に高い年俸である。

 ドラフト情報:13年1ラウンド(NPBでの指名)
 最高プロスペクトランキング順位:なし

7.おわりに

 さて、ゲーム開始から5年後までの新人王を振り返ったが、いかがだっただろうか?。個人的には国際FA選手が多く新人王を獲得していることに驚いた。現在、過去問わずに考えるとCHCにも国際FA戦士は数人いた。こんなにいい選手が、国際FAで生成されるのなら、今後はもっと国際FAに資金を投じたほうがいいのかもしれない。

 それでは、また逢う日までごきげんよう