もう一つのジャイアンツ Part.20
1.NLDS
まずは今季のプレーオフ全体像。今季はNL東から3球団がポストシーズンに選出。地区1位から3位までポストシーズンに進出できるとは、まるでNPBみたいだ。
そんなわけでSFはNLDSではMIAと対戦。スタッツ的には勝てそうだが、彼らはNL東地区を勝ち抜いてきた猛者だ。案外負ける可能性がある。一応、シーズン対戦成績は互角。
少し不安であったが、圧勝。やはり投手力が強いチームは強い。
MVPはPHIから獲得したLeviが受賞。HRこそないが、シリーズ通して4本の2Bを打った。
2.NLCS
次はPHIと対戦。対戦成績的にもスタッツ的にもこちらが有利。おそらく割と簡単に勝てると思う。
簡単というほどではなかったが無事勝利。
MVPはシリーズ通して4本のHRを打ったエドマンが受賞。先ほどのLeviの上位互換の成績を残した。
3.WS
WSはBALと対戦。彼らは強いが主力に何人かケガ人がいる。おそらくスタッツほどの実力は彼らには今はないだろう。多分勝てる。
危なかったが勝利。これで10連覇達成!。きっとMLBでは更なる戦力均衡策が寝られるに違いない。
MVPはオジーが獲得。WSを通して3本のHRを量産。彼を獲得して本当に良かった。
4.FA公示後
さて、無事27年もWS制覇を達成したわけだが、まだまだ、このプレイレポは続ける予定。そこでまずは戦力の整理。
1/6、まずは来季に向けてWASとトレード。
今まで貢献してくれていたのだが、流石に衰えてきたルイスをWASに放出。来年もRPに配置転換すれば活躍は出来そうだが、いいRPはマイナーにもいる。彼に価値が残っているうちにトレードを決定。
対価としてソトを獲得。彼は成績だけではなく、怪我耐性、人気も非常に優れている素晴らしい選手。少々年俸が高いのがネックだが、選手の年俸をけちりながら勝つのは難しい。WASの態度が変わらないうちに獲得。
11/6、さらに、ARIともトレード成立。
彼はプレーオフでは活躍してくれたが、シーズンを通してみると力不足。さらに、ソトが加入したためOFが余っている。であるから放出を決定。
対価として、ロジャーを獲得。今オフに年俸調停があるため、少々高くなるがWAR3以上の選手はなかなかFA市場には出回らない。この選手が先ほどのLeviとトレードできるならかなりラッキーだ。
11/17、新人王に鈴木が選出。新人で最多勝、最優秀防御率、最高WARを記録したのだから、新人王の獲得は順当な結果だと思う。彼を獲得して本当に良かった。ちなみに鈴木が18年以降のSFで初めて新人王を受賞。
11/18、今年も最優秀監督賞を受賞。正確には憶えていないから分らないが、多分2018年から連続でSFの監督が受賞している気がする。
11/19、鈴木がサイヤング賞を獲得。新人王とサイヤング賞の同時受賞はMLBの歴史の中でかなり珍しいと思う。さらに、鈴木が日本人で初めてのサイヤングを獲得。通常なら大谷がどこかで受賞することが多いが、このデータでは早々と怪我で引退したため鈴木まで誰も獲得することができなかった。
11/20、さらに鈴木がMVPも受賞。かつて、イチローが新人王、MVP、SS、GG、首位打者、盗塁王を獲得したが、鈴木博は新人王、サイヤング、MVP、最多勝、市優秀防御率を獲得。彼らはほぼ同格といってもよさそう。しかも、どちらも鈴木である。
5.FA公示後
11/29、FA市場が更新。だが残念ながらSFは金がない。今季はもう、まともな補強はもうできない。
とはいってもソトとSPを一人追加したのだから、例年に比べたら補強を行ったほうだ。
12/5、NYYが6年117MでSPを獲得。
12/5、3年45MでNYMがRPと契約。一応、これはFAでは無くてポスティングでの移籍。この遺跡に対して新田は「私はMLBに参加することを非常に誇りに思っています。MLBは世界でも有数の野球リーグです。私はこの素晴らしい機会を最大限に活用するためにできる限り努力していきます。」とコメント。
SFも彼の獲得を検討していたが、彼は意外と要求年俸が高いことと、SFにはそれなりに中継ぎがいることから獲得を見送った。ちなみに、ポスティング費用は10M。
12/7、3年58MでCHCがウィルソンを獲得。彼は打撃面で素晴らしいが、捕手としては平凡以下、さらに契約終了時は38歳。
個人的にはこの契約はリスキーだと思う。仮に打撃が38歳まで持っても、守備面で足を引っ張る可能性が高い。
12/7、5年145MでBOSがラファエルを獲得。この契約は案外いい結果をBOSにもたらすと思う。
もちろんSFも彼の獲得を考えていたが、やはり安田がすでにいたため獲得は見送った。もし、安田と同じ時期にFAであったらラファエルの方を獲得していたと思う。
12/7、WASとOAKの間でトレード成立。彼は27年にNYYからクレームで移籍し、一年もたたずにWASとプロスペクトと交換された。本人がどう思っているかわからないが、OAKにものすごく貢献したといってもいい選手だと思う。
12/9、6年117MでSPを獲得。少々衰えが見えてきているが、いい投手だとは思う。ただ比較的投手がそろっているSF的にはスルーしてもいい選手だ思う。
一時期はSFは打撃のチームだったが、今では投手のチームに変わった。もう、相当な選手がFAにならない限りSFは投手を補強する予定はない。
12/16、CWSとMILとトレード成立。彼らは今季は2011年以来の地区優勝を成し遂げた。きっとそれを継続するための補強だろう。
12/17、KCとPITの間でトレード成立。PITはまた再建モードには言いたようだが、そもそも彼らはこのデータでは常に15年以来プレーオフに出れていない。
つまり、このデータではまだ一回もプレーオフに出れていない。たぶんこの不名誉な記録はSEAとPITだけ。
12/18、COLが7年162MでCを補強。彼は打撃も守備も素晴らしい。もしかしたら、今後COLは強力なライバルになるかもしれない。
12/9、4年76MでサンチェスがSTLと契約。一応、Cにはほとんど使われない控えの役割があるから死刑囚化しても、そこまで大きな問題はないはず。だが、サンチェスが死刑囚化した場合、正捕手が宴会部長を兼任しなければいけなくなるのだが...。
1/12、ベルトランが殿堂入りを達成。
「私が最初にMLBに来た時に彼に大きなことを教えてもらった。それはハッスルだ。彼は1塁まで懸命に走っていた。
彼は私に素晴らしい選手増を示した。彼のハッスルと欲求は目立つ中でも小さなもので、彼は私が一緒にプレーした選手の中で最高の打者の一人です。」
とかつてのチームメイトがコメント。
さらにベルトランは「私は本当に祝福されています。私は自分の好きなことをすることができ、それに対して非常に高い給料を得ることができました。」とコメント。
1/13、4年101MでBALがSSを獲得。素晴らしい選手だが、SFにはエドマンがいるため獲得は一回も検討しなかった。
やはり、エドマンは素晴らしい。彼の給料は50Mと非常に高額ではあるが、彼のおかげで適当に若手を試すことができた。総合的に見れば彼の貢献は50M以上だと思う。
11/26、BALが4年64MでSPを獲得。昨年の結果を見ると少々確変を疑ってしまうし、彼は怪我の耐性が低い。おそらく死刑囚になる。
6.28年開幕
今年はエキシビジョンゲームで惨敗。しかし、いつもこの時期はSFは弱い。そしてSFはレギュラーシーズン以降は最強だ。であるから全く問題はないだろう。
やはり予想順位は地区優勝である。エキシビジョンゲームはあくまでもおまけだ。
今年はファームが7位。プロスペクトランキングには4、16、55、137、180位に5人がランクイン。まだまだSFの黄金期は続きそうである。