独り言の垂れ流し

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2021 TOPPS Allen&Ginterのレビュー

1.はじめに

 皆さんごきげんよう。2022年が始まったが、皆さんはいかがお過ごしだろうか?。私は親が車検代の捻出に苦労し、私に援助を求めてきたことに驚きつつも、親孝行を意識し始め、少し戸惑いながら生活している。

 さて、話は変わるが、2021年のAllen & Ginterのレギュラーカードをコンプリートしたので、少しこのセットについて語ろうと思う。

 

2.大雑把なAllen & Ginterの説明

 Allen & Ginterとはタバコの銘柄の一種で、初めて煙草の箱にカードのおまけを封入した会社だ。当時はおまけというよりは、タバコの箱の補強紙に有名人や野生生物を印刷したものだったらしい。とはいえ、それは過去の話。現在ではAllen & Ginterとは主にTOPPS社の野球カードブランドを指す。

 このセットの特徴は、野球選手だけでなく、他のスポーツやスポーツ以外での有名人、果ては野生動物や植物など幅広い対象をカード化している。それに対応して、メモラビアカードも、野球選手の使用済みユニフォームやバットだけでなく、有名人の髪や植物の種子など、通常の野球カードでは得ることのできない物質を得ることができる。今年は収録されていないが、リンカーンの髪の毛が収録されたこともある。

 このセットには、コレクターの心をいい意味でも悪い意味でも揺さぶるRIPカードや、ホビーボックスを購入してもサインカードが確約されていないなど、様々なコレクターに購入を躊躇させる点が存在している。

 そこで、今回はボックスヒット以外で気に入ったカードを紹介したいと思う。普段ならレギュラーカードのみを紹介しているが、このセットに関してはインサートを楽しまないのはかなり損だと思うからインサートカードも何点か紹介する。

3.好きなカード5選

1.No.87 LARRY DOBY

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 帽子周りのデザインが素晴らしいと思う。よくあるネタで、インディアンス、カブス、レッズそして、広島東洋カープのロゴが似ているというものがあるが、このカードではそんな論争をあざ笑うかのように、CのロゴをOに変えてきた。今まで、Cが似すぎていて、チームの判断がつかないなどとカッコつけていたが、私はCがOになってもどのチームか判断がつかない。

 あと、昔の選手特有のだらしない体なのが良い。個人的にはムキムキのマッチョもいいが、相撲取りのような、(見た目の点では)だらしない選手がHRを打つのも野球の楽しいところだと思う。ちなみに、彼はインディアンスの選手でした。

2.No.221 MIchelle Akers

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 Allen & Ginterの特徴に、他スポーツ選手のカードを収録していることがあげられる。今回のセットではNFL選手のローレンスが目玉カードだと思われるが、デザイン的にはこのカードが一番いいと思う。野球選手のカードを入れてもこのカードが一番素敵だと思う。

 そんな彼女は女子サッカー選手。153試合で105ゴールを達成したらしい。私はサッカーには疎く、これがどの程度すごいのかは分からないが、女性として初めてゴールデンブーツ賞を獲得したらしい。

 ちなみに、今回のセットは何となく、中央の円がフレームの役割になっていている。そのため、この円から絵がはみ出した場合、はみ出した絵はいい感じにぼやかされているのだが、このカードははみ出した指先もしっかり描かれている。だが、このカードははっきりと円の外にある指も描かれている。たぶん、こんなにはっきり描かれているのはこの絵だけではないのかな?。

3.No.278 Jose Andres

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 私の知識では彼がどんな人かは、このカードの裏面以外ではよくわからないのだが、とにかくこのカードは圧がすごい。私が思い描く、サンタクロースのようないでたちをしておられる。

 ちなみに彼は、世界的なシェフ兼人道的な活動をしておられる方らしい。私は彼がどのような活動をしているかはいまいちわからなかったけど、なんか食料系の活動をされているみたい。

 この情報を得た後だと、何となく彼はカーネルサンダースに似ている気がしなくもない。多分、髭と素晴らしい体格に引っ張られているだけだと思うが、なかなかおいしいチキンを焼いてくれそうな恰好をしている。ちなみに、彼がなぜWSNのユニフォームを着ているのかというと、彼は二回ほど始球式を行ったことがあるらしい。

4.DSS-11 MACKEREL SHARK

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 私はサメの専門家でもなく、動物好きというわけでもないが、サメって海の生物の中で最もかっこいいと思う。サメだけでなく、海の色も上から下へ濃くなっており、映画みたいないい感じの海が描かれているところもかっこいい。

 ちなみに、このサメはホオジロザメ。サバやニシンを食べているらしく、海外ではネズミザメとも呼ばれているみたい。

 こんな知識が身につくのもAllen & Ginterの醍醐味。もし、未成年の方がこのブログを読んでいるのなら、親に野球カードと言わず教養が得られるカードといえば親に買ってもらいやすくなるのでは?。

5.No.289 DON SUTTON

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 このカードが、今回の私の一番お気に入りにカード。私はSFのほうが好きなのだが、ユニフォームがかっこいいのは断然LADだと思う。

 ドン.サットンは通算324勝の大投手。サイヤング賞こそ取れなかったが、完封や奪三振のLADのチーム記録を持つ偉大な選手。もちろん、永久欠番だ。

 このカードは、少し浮かせたようなかぶり方の帽子、口から覗いている少し歯並びが悪い白い歯、この二点が素晴らしい。特に後者が素晴らしい。彼は現役を引退後、スポーツキャスターに転身したのだが、その時は歯並びが良かった。だが現役時代は前歯は少し欠けていた。おそらく、現役引退後に差し歯にしたのだろう。だが、歯を変えようが、私は彼の現役時代が好きだ。これは、きっとスポーツ選手における”詫び寂び”の精神に違いない。

4.最後に

 さて今回の記事はいかがだっただろうか?。少しでも、皆さんに楽しんでもらえたら幸いである。

 さて、いつもはカードを紹介するときはレギュラーカードが集まるまで紹介していないから市場から箱がなくなるまでカードを紹介できていないのだが、今回は少し違う。恐らくだが、2021年のAllenn & Ginterは探せば,まだ箱で買えるはずだ。ぜひとも皆さんに購入してほしい。ただし、あらかじめ断っておくが、サインが必ずしも入っている箱ではない。私はサインカード至上主義ではないが、サインが入っていないのは少しがっかりすることがあるのも事実。レギュラーカードが欲しいだけならebayでも安く買えるから、そちらを見てみるのも悪くないと思う。

 さて、それではまた逢う日までごきげんよう