NFLカード紹介
1.はじめに
皆さんごきげんよう。最近はすっかり寒くなったが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。
残念ながら、私は色々あってOOTPをプレイすることができていない。その色々には、感染症のことや、最近ウィニングポストで遊んでいることなどが含まれるのだが、OOTPで遊べていない最大の理由はNFLにある。
NFLとは、大雑把に説明するとアメリカのアメフトリーグの事なのだが、これがとにかく面白い。肉弾戦がどうたらだとか、戦術がどうたらだとか、面白い点を挙げたらきりがないのだが、悪く言えば脳筋が活躍できるスポーツであることが面白い。しかも、比較的タンキングが少なく、ルーキーも活躍しやすいスポーツだ。
さらに、野球カードコレクターとしてもNFLは気になる存在だ。野球カードはTOPPS社が最大のカード発行会社であるが、NFLではPaniniが最大のカード発行会社である。そうなると会社の違いによるためか、様々な発見があったりする。
しかも野球ファンには悲しいことかもしれないが、NFLはアメリカで、MLBよりも人気があるといっても過言ではなく、なかなか二次マーケットでも注目を集めていたりする。また先に述べたように、NFLは比較的ルーキーが活躍しやすいこともあり、比較的カードの価値が変動しやすい。もちろん、カードは金の代替ではないが、コレクターなら自身のコレクションの価値には興味があると思う。
さて、長々と色々書いてきたが、今回は最近私が気に入っている、歴史あるブランドPanini Scoreの2020年のお気に入りのカードを紹介しようと思う。もちろん、いつもどおり、レギュラーカードの紹介をする。よほどの高級箱出ない限り、レギュラーカードは、スポーツカードの大部分を占める重要なカードたちなのだ。
2.カード紹介
2-1 No.89 J.J. WATT
まずは、J.J. WATTの紹介。彼は素晴らしい選手なのだが、カードにおいて、特にルーキーカードでなければ、選手よりも写真が大事だ。その点このカードは素晴らしい。大男が、不思議な踊りをしているかのような写真は素晴らしいし、腋毛が見える構図ながら、ちゃんと毛を剃っているところが分かるところが素晴らしい。こんな情報は少しお茶らけている選手名鑑でも得ることができない貴重な情報である。
一応、補足的に書くと、不思議な踊りに見えるが、彼は素晴らしいプレーをしている決定的な瞬間である。
2-2 No.197 Dwayne Haskins
次はDwayne Haskinsの紹介。クォーターバック、略してQBはパスを出すポジションであることからパサー(Passer)、プレーを始める合図を出すことからシグナルコーラー（signal caller）と呼ばれているが、司令塔とも呼ばれている。
QBのカードは主にパスを出す動作中が選ばれがちだが、このカードは司令塔としての要素を前面に押し出したなかなかいい写真。また、諸事情によりワシントンはチームのロゴと名前が変わるのだが、それらが変わっていない点、さらに司令塔の人種にも名状しがたい感情を抱いてしまう。
これまた補足的に書くが、私はいかなる人種差別にも反対の立場を示し、上に書いたことはワシントンがチーム名、ロゴを変更することに反対する意味はない。
2-3 228 Aaron rojers
次はAaron rojersの紹介。NFLを見るまで考えもしていなかったのだが、アメフトは秋から冬にかけて行う。当然、雪が降る日に試合を行う事もあるのだ。日本では、外で雪が降っていた場合、基本的に球技は行わないが、よくよく考えてみれば、ヨーロッパでは雪の中サッカーをしている。欧米では雪の中、屋外で球技を楽しむことは自然なことなのかもしれない。このカードはそんなことを改めて考えさせてくれるいいカードだ。
余談だが、今回のScoreではAaron Rojersが所属するGBと、このカードの対戦相手として映っている青いジャージのNYGは、カードから明確に同じ試合だと言えるカードはも4枚、雪が降っているだけのカードも含めれば6枚収録されている。GBとNYGは別にライバル関係ではないため、このカードの責任者はよっぽど雪のカードを気に入ったに違いない。
2-4 No.429 John Hightower
ルーキーカードから一枚、John Hightowerを紹介。裏面の画像を見て場分かると思うのだが、ルーキーカードは全体の画像の一部を拡大していたものを表面としている。そのため、めちゃくちゃ表面の画像が荒い。そして、このカードは特に粗い。
Scoreは伝統的に、ドラフト日あるいは、その周辺の日に発売されるため、ルーキーカードとはいうものの、ドラフト指名されなかった選手のカードが手に入ることも多い。また、当たり前だが、発売日以前にカードを製作するため、ルーキーカードは全員大学生時代のジャージだ。（NFLは基本的に大卒選手で、高卒選手は非常に少ない。）
そんなことが関係しているためか、カードは基本的に質が低い。だが、この選手はPHIに今季ドラフト指名され、既にNFLでデビューしている。来年はこのような荒い画像でカード化された選手たちが一人でも多く、もっと明瞭な画像でカード化されることを願ってやまない。
3.最後に
今回の記事はいかがだっただろうか。この記事で一人でも多く、NFLカードコレクター、NFLファンが増えてもらえたら幸いだ。DAZNでもNFLは配信しているので、NFLに少しでも興味をもったら試合を見てほしい。
また、この記事とは関係ないが、しばらくOOTP関連の記事は少なくなる。それは単純に自由に使える時間が無くなったからである。決してOOTPに関心がなくなったわけでは無い。
最後に、少しだけ有益だと思われる情報を紹介する。本記事で紹介したScoreはトレード無しで、全種類のルーキーカードを集めたいのなら４箱必要になる。よほど運が良くなければ、3箱では無理だ。
