帰ってきたナショナルズ Part32
1.FA公示前
まずはカーターがプレイヤーオプションを行使。これはありがたい。さすがにナショナルズは賃金を抑制しなければならなかった。できれば50M以下での契約を行いたい。
ちなみに、再契約しないという選択肢は存在しない。ほかの29球団のSSかつWARが5以上の選手は契約やFA権利の関係上3年以内にFA市場に出てこない。つまり、ここでカーターを逃すと3年はSS補強できないことになる。よって必ず彼とは再契約する。
安樂が引退。去年に怪我をして復帰の見込みがなかった。千賀と安樂は同時期にナショナルズに来たが、実質同時期に引退した。お疲れ様。
そして、カーターと再契約。3年総額145M。一年後にオプトアウト条項。最終2年にプレイヤーオプション付き。こう見ると大型契約に見えるが、以前は55Mもらっていたのだから、十分賃金を圧縮できた。
今年はWSに勝ったから、順当に最優秀監督を獲得。
今年もカーターがMVPを獲得。何気に今年の打率は.410と4割を超えている。もっとも、このセーブデータでは打高だからそこまで珍しくないのだが...。
#59がQOを拒否してFA市場に流出。彼は打撃は間違いなく一流であるが、残念なことに守備はAAクラスに達しているかも怪しい選手である。彼と同程度の打撃ができる選手の代わりを見つけることは難しいが、彼と同じような得失点差を生み出す選手を見つけることは簡単だ。よって、彼が20M以下の値段に落ちるまでは契約はしない。
2.FA公示後
今季は3Bができる控え内野手と、#59の代わりを補強しなければいけない。しかし、アレックス、#59の立て続けの流出によって今年は61Mの予算がある。これを有効活用したいところだが、それは難しい。なぜならNL東は弱すぎるからだ。彼らは毎年勝率が低くドラフトでいいプロスペクトを大量に保有している。このような事態の中でドラフト指名権の喪失は怖すぎる。よって、補償付きFA選手は獲得しない。とはいえ、余った金をオーナーに上納するのは無意味であるから、トレード用に資金を残しておくことにする。
まずはAAAでWARが4.5の選手をレイズから獲得。対価は29年ドラ2であったが、大した成績は残していないから割愛。内野の控えを獲得したかっただけだったからAAAレベルの選手で全く問題なし。
#59がレッドソックスに移籍。3年69M。これでナショナルズは戦力とファンの関心を失ったがドラ1指名権を獲得。
AAAにいいOFがいたから、人気者のハーパーをトレードで獲得。よくわからないマイナーリーガーと年俸負担50%で合意。彼は一見成績は悪いが、去年のテキサスは最下位独走で全員モラルが悪かった。だから急激に成績が落ちたのだと信じ獲得。ナショナルズはクラブハウスの雰囲気は常に良い。筆者は1年なら活躍してくれると信じている。
今年はSP市場が豊作だったから一人獲得。3年総額12M。最終年にプレイヤーオプション付き。今年はこのレベルの選手が4Mで獲得できる有難い市場が出来上がってくれた。
これでナショナルズの補強はお終い。あとは春季キャンプとシーズンを見てトレードでの補強を行っていく予定である。
3.32年開幕
今年は3人がランクイン。このランキングの1位と2位は投手であるから、実質ナショナルズが野手1位を有していることになった。地味にファームが改善されている。
今年は予想順位が1位。メッツが2位に予想されているのは久しぶりだ。彼らは春季キャンプでも調子が良かったから、おそらくシーズンでもよい結果が得られるだろう。
4.前半戦の主な出来事
24年ドラ10がノーノーを達成。彼はドラ10にしては素晴らしい選手に成長した。しかし、彼は性格が悪い。今が売り時かもしれないな。
性格が悪かったボブをメッツに放出。彼は若いが、ナショナルズには性格が悪い奴はいらない。ライバルチームであるメッツのクラブハウスを汚染することがボブがナショナルズに貢献できる唯一の仕事である。
代わりに37歳のSPを獲得。彼は高齢だが、9Mと安い。今季の成績がたまたまなら解雇しても問題ない額である。少なくともボブの代わり程度の活躍はできると思う。
去年までナショナルズにいた#59が2000本安打と300HRを達成。彼はいい選手であった。間違いなく、アレックス、カーター、#59はナショナルズの黄金期を支えたメンバーであった。
調子が悪かったジョージをホワイトソックスに放出。年俸100%で放出した。彼は素晴らしいSPであったが、功労者というだけではナショナルズにおいておくことはできない。残念ながら実質的に厄介払いと同じだ。
代わりにAAAで活躍していたLFを獲得。しばらくAAAにおいておく予定だが、きっとセプテンバーコールアップでMLBに来るだろう。
2Bが調子が悪かったからマイアミから2Bを獲得。彼は高齢かつ35年まで契約があるが額が小さいから問題なし。今年活躍してくれれば十分である。
代わりに控えの内野手を放出。出番が少ない選手だからとりあえずは放出しても問題ないだろう。
8/2日になったが、1500勝達成。これで目標の半分を達成できた。となると、目標達成までにパート60まで行きそうだw
5.前半戦の成績
下馬評と違い、アトランタがNL東のライバルになった。もしかしてメッツに送り付けたボブが仕事をしてくれているのかもしれない。侮るなかれ、クラブハウスの雰囲気は重要なのである。
ブルペンはそれなりに整備できたが、SPがどうも調子が悪い。若いから仕方ないのかもしれないが、ここは去年にもう少し補強してもよかったのかもしれない。
やはりハーパーは復活した。全盛期並みの活躍である。彼とカーターがナショナルズを支えているといっても過言ではないだろう。ただし、その代償として打者は高齢化したが...。