帰ってきたナショナルズ Part8
1.FA
まずはセントルイスが動いた。タイガースのSPを6年総額136Mで獲得。なぜか、今年は市場が動くのが早い。
そして、FAの目玉であったクリスはシカゴの復帰。5年総額136Mである。よくそんな金がシカゴにあったな。AL中央はインディアンズの庭という印象であるが、去年のタイガースの積極補強をみると、そんなことはないんだろうか?それとも、彼らがドラフトで成功したのだろうか?理由はよくわからないが、シカゴがこんな契約ができるなんてこのゲームを持っているプレイヤーは驚くだろう。
そして、ナショナルズはNPBから大谷を輸入。彼はもちろん二刀流ができる。5年総額44M。かなりお買い得であった。SPで使っていく予定。NLはDHがないんだから丁度いいだろう。
今年はMLBのFA市場がすごい。かなりの選手がそろっている。となると、AIの視線は海外市場じゃなくMLB市場に向く。今のうちにNPBにいる選手を獲得することにする。彼らがMLB市場で選手を十分に調達できなかった場合NPB市場に金が流れてくるんだから。
そして、ターナーがテキサスに移籍。彼は若く、たまたま去年成績が良くなかっただけに見えるが、買いたたかれたようだ。6年総額64M。ナショナルズならもっと稼げたのに...。とはいえこれで、ドラフト指名権を獲得。
金が余っていたから、楽天の松井も獲得。ブルペンは高齢化が進んでいたから新たな若い選手を入れたかったし、何よりも金がない。NPBから輸入という弱者の戦略を行わなければならなかった。
これでナショナルズの補強はお終い。今年もNL東は大きな補強はどのチームも行わなかった。メッツはまだしも他のチームは財政崩壊でもしているのだろうか?
2.2023年開幕
今年は順位こそ高くないが、ナショナルズがトッププロスペクトランキングに4人掲載。2年前から始めた、ドラフトでもスタッツを考慮する方法が成功しているみたいだ。今年からは特に断りなくこの方法で指名していくことにする。
さて、今年はNPBからの輸入という消極的な補強しか行わなかったが、予想う順位がかなり上である。なぜだろう?去年まではメッツがダントツ一位であったはずだが...。
おそらくだが、ナショナルズの歴史的な連覇の陰で彼らはマーケットサイズが縮小した。たしか、マイアミ、アトランタは初期設定ではもっと大きなマーケットサイズを持っていたはずだ。これがNL東の各チームが補強しない理由だろう。
一応、メッツは大きな予算を持っていたが、ここ数年赤字経営であり、その額も大きい。きっとこれでオーナーからの予算は減らされているんだろう。何気にNL東地区が崩壊している。これはチャンスだ。NL東をAL中央のような地区に変えたい。そうすれば3000勝により近づくはずである。
とはいえ、多分メッツとアトランタは今年も強いだろう。なぜなら彼らは補強は行っていなかったが、放出も行っていないから。そして、ナショナルズも大きな補強は行えていない。きっと戦力差は縮んでも広がってもいないはずである。
3.おまけ
ここから先のデータはすでに23年開幕後である。
去年MLBに来た山田は順調に活躍。
セスベアーは二年連続MVPを獲得。ちなみに、筆者がなぜあまり、MVPなどの賞を記述しないかというと、なぜかナショナルズはそれらの賞とは縁がないからである。獲得していたらもっと自慢しているw
ダルビッシュは残念ながら死刑囚になっているみたいだ。やはり、35歳を過ぎた選手は地雷であるな。