帰ってきたナショナルズ Part5
1.FA公示後
さて、前回の優勝でナショナルズは5連覇を達成した。この記録は歴代最長であり、NYYの記録と同じ長さである。ただ、NYYと違うことはナショナルズは6連覇を達成する権利を持っている。これはぜひ達成したい。
WS制覇を行うには当然プレーオフに進出する必要がある。WCで進出しても問題ないのだが、確実に出場するなら地区優勝によって進出を目指すべきである。そこで、まずは同地区の予算を観なければ戦力は立てられない。
マイアミ、アトランタ、フィラデルフィアともにそこそこの予算を持っているみたいだ。ただし、マイアミと、アトランタはそもそもが弱いから脅威にはならない。フィラデルフィアは8月までは調子が良かった。これはどう解釈するか迷うな。
そしてメッツは予算こそ少ないが、今季はFAでの主要選手の流出はなかったから来期も間違いなく強いはずだ。となるとナショナルズは補強しなければならない。
ダルビッシュ、内野の控えを失ったから、そのポジションの穴埋めは必須であり、外野も補強したい。しかし、ナショナルズでスタメンを取るにはそれ相応の能力が必要であるから、補強には補償もついてくるだろう。それは避けたい。まずはトレードでの穴埋めを考えたほうがよさそうである。
5年総額90Mで筒香と契約。FA市場にいい選手がいなかった。二年後にオプトアウト条項があり最終2年にチームオプション付き。これは最終二年目で行使する予定。彼は性格もよく、人気もある。控えぐらいならやってくれるだろう。何よりも補償がいらないのは大きい。
今年のFA市場の目玉フランシスコが8年総額344Mでデトロイトに移籍。もちろん球界最高額である。彼を狙っていたチームは多いはずだ。これで市場に金があふれるだろう。
LAAにダルビッシュが3年90Mで移籍。これによりドラフト補償が発生。ナショナルズも動きたいが、なかなか動けない。ドラフト指名権の喪失は避けたいし、そもそもNL一番の失点阻止力があるのだからそこまで補強しなければいけないわけでもない。困ったことになってしまった。
一応23歳のSPをルール5で指名。彼はAAではSPだったが、ロングとしてMLBで使おうと思っている。
1年1MでCFを獲得。彼は優秀ではないが、控えとしては十分。
3年総額34Mでダニエルが移籍。ナショナルズではスタメンが無理だから仕方ない。しかし、これでドラフト指名権を獲得。同時にファンの関心も失ったが...。
2.2022年開幕
やたら、いつも予想順位は高いメッツ。なぜなんだろうか?彼らは補強を全く行っていないのに。
今年掲載されたのは一人だけ、彼は去年、国際アマチュアで獲得した選手。