帰ってきたナショナルズ Part38
1.FA公示後
居場所がなくなっていたRPをヤンキースに放出。今年は40人枠がきつい。価値があるうちに放出する。
対価としてAAで活躍していたCFを獲得。しかし、これは40人枠を空けるためのトレードなのだから40人枠には登録しない。その結果としてルール5でいなくなるかもしれないが、それは仕方ない。それを恐れて無能な選手を獲得しても意味がないからだ。
今季登板が0のRPを解雇。彼は21年ドラ2である。AAAで活躍していたが、NL東が弱いうちに整理しなければいけない。ほかのチームで頑張ってくれ。晩節こそは汚したが、430登板は立派な成績である。
#52がLAAに移籍。3年93M。これでナショナルズは指名権を獲得。別に彼がいなくなったって問題はないだろう。ドラフト指名権の方が有効に使える。
37歳だが性格が良く、ベンチ要因として適正があるSSを1年5Mで獲得。
つまり、39歳の彼はいらなくなったので知らないマイナーリーガーと交換。対価は知らないマイナーリーガーであるから割愛。追い出すことが目的である。解雇でもいいのだが、解雇は選手のモラルに影響するからできれば避けたい。
1年12MでSPを獲得。彼はとにかく性格が良い。実績も十分である。いい買い物ができたと思う。
1年8Mで台湾人SPと契約。確変しただけのように見えるが、8Mなら契約する価値はある。ナショナルズではSP、RPどちらになるのかは不明。
2.35年開幕
今年は5人がランキングに掲載。ポジションがかぶってるような気がするが、きっと他のポジションも守れるだろう。
今年はゲーム差は縮まっているが1位予想。春季キャンプ的に筆者は混戦を予想しているがどうだろうか?今年は何気に予算が厳しいからプレーオフに勝ち進みたい。
3.主な出来事
よく考えたら、一人の流出に対して二人の補強は多すぎた。マイクをマイアミに放出。
代わりにマイアミからマイナーリーガーを獲得。これでも、マイアミのトッププロスペクトらしい。彼に一応期待することにする。
#59が2500本安打を達成。彼は今季からアストロズに移籍している。あと数年やれそうだが、それは賃金次第になりそうだ。
去年にマイナー契約でメジャー昇格したら1.5Mの賃金という契約をしていた小山が33歳でロングをやっていたからミネソタにトレード。SPが良いからロングの登板する試合は大体負け試合。ここは育成枠であるから、33歳はいらない。
対価としてAAAで活躍していた3Bを獲得。今は3Bにカーターがいるから昇格させないが9月に昇格させる予定。
いつの間にか人気者になっていたマイクと3年総額39Mで契約延長。彼は打撃はいまいちだが間違いなく守備がいい。そして人気者というのはめちゃくちゃでかい。
控え野手と1年5Mで契約延長。ナバーロがいるナショナルズは投手を多くしなければならず野手の控えが薄くなってしまう。この彼はCとP以外はすべて守れて大変便利な選手である。
成績も文句がなく、今年かれと同程度で若い選手を補強できるとは思えないから、38歳と契約延長。1年7Mである。もし前任者と同じように、若くていい選手が見つかったら彼は解雇される。
今年の国際アマチュアは3Bを5Mで獲得。内野がどんどん層が厚くなる。カーターはまだまだ有能な選手であるが、衰えは始まってきている。カーターと後継者になってもらいたい。
今年はドラ1に外野とRPを指名。契約金は600Kと380K。前者は性格が良く、後者は既にAAに到達済み。彼らには期待できそうである。
4.最終成績
今年はギリギリ100勝達成。同時にNL東から3チームがプレーオフ行き。一見すると彼らは立て直したように見えるが、黄金期メンバーが年俸調停になっただけで彼らは予算が厳しくなる。すぐにまた、勝率5割を切るだろう。
今年はローテが少しだけ衰えた。とはいっても、間違いなく素晴らしいローテである。
ブルペンも少し去年と比べたら弱体化したのかもしれない。しかも、高齢化問題を抱えつつある。早急に何かしなければならないわけでは無いが、対策は考えておきたい。
Cはスタメンにふさわしい成績を残すことがやっとできたみたいだ。ここはしばらく何もいじらなくていいだろう。
内野は2B以外は立派な成績を残した。2Bは打撃も守備もできていない。だが、今のMLBでは2B、SSの需要が高いからか、やたら要求年俸が高く、補償がどの選手にもついている。そもそも今の2Bだって、NPBから輸入した選手である。ここはナショナルズだけではなくMLB全体が欲しがっているポジションであり今年も補強が難しそうである。
今年は前半までは調子が良かったナバーロが後半で失速。外野全体で見れば素晴らしいがナバーロだけは間違いなく過払いである。補強はしたいがナバーロの処遇をどうすればいいのか迷ってしまう。ナバーロは人気選手であるから、簡単には放出はできないのである。
5.地区シリーズ
今年はカブスとの対戦。スタッツではこちらのほうが上。間違いなく勝てるだろう。
やはりな。プレーオフに3チーム出場した地区でシーズン100勝したチームはそんな簡単に負けないのだ。
今年はいきなりカーターがMVPを獲得。彼はまだまだ現役を続けられそうだ。
6.リーグチャンピオンシリーズ
久しぶりにアトランタがリーグチャンピオンシリーズにやってきたみたいだ。彼らは少ない予算で頑張っているが、そんな事情は関係ない。ここで倒す。スタッツで見れば間違いなくナショナルズの方が上である。
アトランタにも余裕で勝利。シーズンで負けている相手にプレーオフで勝つことはかなり稀である。
MVPはジョージが獲得。間違いなく彼はナショナルズの国際アマチュアで一番成功している。
7.ワールドシリーズ
今年のワールドシリーズはレッドソックスと対戦。スタッツ的にはそこまで強くなさそうだが、彼らはALである。彼らのリーグにはDHがあるから失点は多くなる。もしかしたら苦戦するかもしれない。
やはり負けてしまった。上で書いたようにリーグが違うと簡単には比較できない。ナショナルズの投手力はレッドソックスには通用しなかったみたいだ。