もう一つのジャイアンツ Part16
1.NLDS
まずは今年のプレーオフ全体像。長い再建期間が終わりARIとSDがプレーオフ進出。今季彼らにプレーオフで負けることはないと思うが、来年以降はヤバいかもしれない。
彼らはここ数年の再建によって、賃金が低く強いチームを作り上げたが、SFはチーム自体は強いが賃金が高いチームになった。もし、ARIとSDが積極的にFA市場での補強を行ったら、SFは資金的に負けてしまう。
とはいうものの、まずは目先のNLDSに集中しよう。彼らはリーグナンバーワンの守備力を持つが、攻撃力は最下位。総合的に見たらSFの方が上だと思う。
ただ、以前にも一回話したが、プレーオフではシークレットソースなるものが存在し、端的にいうと守備力、特に投手力の優れたチームは強い。それを考慮すると、SFは負けてしまうかもしれない。
結果を乗せ忘れたが、無事SFが3-2で勝利。MVPにはエドマンが選出。エドマンのゲームログを見てもらえば分かると思うが、王手をかけられてから逆転勝利。
2.NLCS
NLCSではSTLと対戦。STLには則本とビードがいて、SFのOBがかなり在籍しているチームだ。
今季は彼らと6戦しかしていないものの、勝ち越している。スタッツ的には互角に見えるが、SFが所属する西地区ではプレーオフに進出したチームが3チームもいる激戦区だ。つまり、他の地区よりもスタッツが稼ぎにくい地区といってもいいだろう。おそらく余裕で勝てると思う。
余裕ではなかったが、無事勝利。今季は少し赤字だったが、DS、CSともに最大の試合数をこなしたため、プレーオフ収入で黒字化に成功した。
MVP はSTLから選出。二回のヒーローに選出されたことが理由だろうが、この程度なら勝利したSFから選んでもらいたいと思う。
10/19、NLCS中の出来事として、マルチネスが今季での引退を決意した。「スパイクをつるす時が来た。 私はこのスポーツのために何年もの間、私の尻を突き破ってしまったし、野球で果たしたすべてのことに感謝している」とコメント。
3.ワールドシリーズ
今季のWSはBALと対戦。すっかり彼らも強豪になった。AL東地区は、BOSとNYYの裏庭だと思っていたのに、むしろ彼らはTBとBALの餌になってしまっている。
今季は彼らと対戦がなく、この戦いがどうなるかは未知数である。ここまで来たらGM的には何もできないが、SFを信じよう。
結果は4-1で余裕で勝利。ゲーム内容を見たら圧倒的ではないのだが、そんなことはどうでもいいことだ。
MVPはジョーンズが獲得。彼は地味にプレーオフに強く21年以降はどこかの段階で必ずMVPを獲得しているユニークな選手だ。
4.FA公示前
今年も無事WS優勝し、これで8年連続だ。だが、残念ながら現在SFは崩壊の危機が迫ってきている。今オフはそれらに対処しなければならん。まずは例年通りにオプション関係に対処する。
まずはトラウトがプレイヤーオプションを行使。これは何となく予想していたが、結構きつい。
なぜなら、トラウトは優秀だが34歳であるからだ。彼は成績だけ見たら来年もMVP級の活躍をするだろう。だが、年齢を考えると再来年は分からない。であるから、単年契約で様子を見たいが、それは彼が交渉で提示してきた要求を見ると無理だ。
というより、最期の大型契約ができるチャンスだと感じて彼はプレイヤーオプションを行使したのだろう。ここは残念だが、QOを提示してドラフト指名権に代わってもらうことにする。
次に上記3人を解雇。彼らはQOを提示したら飲む可能性が高い。ならば、QO以前に契約を提示したらどうだと言われるかもしれないが、現在のSFにはそんな資金の余裕はない。
なぜなら、資金にスペースを作ってトラウト、SP、1Bの補強を行う必要があるからだ。であるから、ファンは嫌がるが彼らを解雇する必要があった。
11/14、松井が最優秀中継ぎ賞を受賞。「この偉大な名誉に感謝。」とコメント。ジュリアンでも取れない最優秀中継ぎ賞を松井がとるとは驚き。これで、新人王以外はすべて獲得できたことになる。
11/19、今年のMVPにソトが選出。
WAR的に見るとエドマンの圧勝だと思うが、なぜソトなのだろうか?エドマンの通算成績をみると、少なくとも5回MVPを取ってもおかしくないと思うが、実際は3回しか受賞していない。
11/26、順当にトラウトがQOを拒否してFAリストに入った。残念ながら彼とはこれでお別れだ。
もう一人のマイクはQOを受諾。少々高い気がするが仕方ない。単年契約の代償だと思えば悪くない気もする。
5.FA公示後
今年の目玉FA選手が発表。今年はOFが多い気がする。この中でSFが狙っているのはジャッジだ。
それは筆者がNYYファンであるからではなく、単純に彼がトラウトとハーパーに比べて若いからだ。
また、OFに加えてSPと1Bを補強する予定だ。SPは頭数が明らかに足りていなく、1Bはエリックの穴はAAAからの昇格では対応できそうにないからだ。
しかし、SPにいい選手がFAにいなかったから、PHIとトレード。
まずは、AA級のSPを放出。
対価としてセベリーノを獲得。これはPHIがプロスペクトを求めていたというより、セベリーノの年俸を支払うのが厳しいからだと思われる。でなければ、この対価は釣り合わない。
セベリーノの契約には来年にオプトアウト条項があり、順当にいけば使用されると思われる。
とはいっても、SPを補強するわけにはいかないから仕方ない。オプトアウトを使われたら、その時にどうするか考えることにする。
12/6、トラウトが4年159MでSTLに移籍。当然これによって補償が発生。
彼がいなくなるのは残念だが、40歳まで付き合うことは不可能だ。それに、彼はSFのフランチャイズプレイヤーでもないから放出は仕方ない。
12/9、ハーパーは4年156MでLAAに移籍。SFは彼とジャッジのどちらかを獲得しようと思っていたが、意外と彼の要求が高く断念。
彼はいい選手なのは間違いないが、性格が悪いのが痛過ぎる。同年代にジャッジがいて、少し上にトラウトがいるから、18年オフはさておき、この三人が同時にFAならまずハーパーが脱落すると思われる。きっと他のプレイヤーもそう思っているのではないだろうか?
12/11、SFは宣言通りジャッジを獲得。4年総額108M。1年後にオプト、最終2年にプレイヤーオプション付き。
彼は今季こそ調子が良くなかったが、それは弱いNYYではモラルが低下しているということと、BABIPが例年よりも明らかに低かったことが原因であろう。おそらくSFではWAR3は期待できるはずだ。
12/11、4年78MでWASがCを獲得。彼の打撃は素晴らしいが、問題は守備だ。OOTPの捕手は遊戯王のフィールド魔法のようなもので、捕手の能力はチームの投手陣全体に影響を与える。
ご存知だと思われるが、筆者はWARをOOTPでは最重要指標だと考えており補強では主にこの数字を見ている。だが、捕手だけはスカウト評価を最重要視している。それは、以前コミッショナーモードでチートを使っていた時に、捕手の重要性を知ったからである。
12/13、7年128MでTEXがCを獲得。彼も攻撃だけは素晴らしいが、守備難。きっと来季のTEX投手は成績を落とすだろう。
12/14、1年10MでCHCがCLを獲得。完全にRPバブルは弾けたみたいだ。まぁ、ゲーム的にはRPはドラフトで獲得しやすいからかもしれない。(このゲームでの)5年前ならこのレベルでも15M程度の契約が得られたと思う。
12/15、HOUがSPを6年128Mで獲得。彼が優れていることは疑いようがないが、例年よりも低いBABIPかつ常勝軍団TBのモラルの恩恵を受けていることを考えたら、年平均20Mは過大評価であると思う。さらに、6年という契約の長さも、将来的に問題を起こしそうである。
とはいえ、FA選手には珍しく怪我のしやすさがノーマルである。このゲームで投球が素晴らしいSPはたくさんいるが、怪我をしないSPは貴重だ。そう考えると案外高くないのかもしれない。
12/26、3年43MでHOUがCLを獲得。HOUは地味に来年は勝負しているのかもしれない。でなければ、CLを獲得する必要はないからだ。
25年の国際アマチュア獲得選手が、インドから帰国。その際、「私の人生は全ての事で最高でないことを学んだし、野球が私の生活での最優先事項ではないかもしれない」とコメント。
これに対し、とりあえず謹慎処分に課すことを決定。しかし、よく考えると、どういう名目で彼を謹慎にさせるのだろうか?個人的にはそこが気になってしまう。
12/31、4年83MでTORがLFを獲得。彼はいい選手だが、怪我が怖すぎる。トラウトが抜けて、外野が薄いSFであったが、彼の獲得は最初から考慮していない。
1/4、5年86Mで藤波がSEAに移籍。SFも彼と交渉していたが、いくら何でも高すぎる。NPBの2軍であることを考えるとNPBはAAAといってもいいだろう、そこでWAR5レベル程度では単年17Mは支払うことはリスキーだ。
1/14、ミゲルカブレラが殿堂入りを達成。セレモニーにて「私は子供のゲームを何年もやり、それは私に名声と運命をもたらした。ある人にとっては十分ですが、私の母は、お金は人を偉大にするものではないことを認識しています。野球が上手でも人は医大にはなれない困っている人を助け、施しを与えることが人を偉大にすることです。それが私が人生で行ってきたことです。」とコメント。
1/16、2年52MでポールがSTLと契約。これで彼は契約途中で引退しない限り40歳まで現役を続けることができる。
近年、彼は衰えが見えてきたが、昨年もWAR3.2を記録しておりスタメンには十分な数値。さらに、怪我のしやすさもDurableと頑丈な選手であり、もしかしたら2年後に網一回高額契約を勝ち取る可能性がある。
1/17、WASのSSがレストランをオープンさせた。このレストランには彼の記念品を飾るらしい。
だが、よく考えると彼のキャリアの中はまだ発展途上であり、現状誇れるのはオールスターに一回選出されたことだけだ。これから彼の記念品が増えていくのだろうが、彼は怪我に対してもろいのが気になる。
1/27、5年84MでTEXにミゲルが移籍。TEXはここ数年間の努力で再建が終わりつつあり、この3Bの獲得で地区優勝候補になった。来年は彼らとHOUがハイレベルな地区優勝争いを見せてくれるだろう。
3/1、12/5に契約したばかりのソニーが13-14のけが。1年契約であったから、実質
CHCはソニーに5Mの寄付を行ったことになる。
さらに悲しいことに、彼はもう36歳であり13-14か月後は来シーズン開幕マジかである。つまり、彼はストーブリーグに怪我をしながら参加することになる。もう、たぶん契約は勝ち取れないだろう。たぶん今オフ彼は引退すると思う。
3/20、エドマンが6週間の怪我。これで開幕は間に合わないことになった。とはいっても、6週間であるから何とかなるだろう。
6.26年開幕
今年のエキシビジョンゲームは惨敗。久しぶりに最下位の位置にいるSFを見た気がする。
1Bの補強を放置したからか、シーズン予想では勝率5割程度らしい。これは厳しい。どうやら、エリックの穴は想定していたよりも大きかったようだ。これは1Bの補強を今からでも行う必要があるようだ。
今季のファームのランキングが発表。ここ数年QOを利用してドラ1の指名を増やしていたからか4位にまで上昇。プロスペクトランキングにも2、23、67、75、140、174位の6人がランクインした。これはSFの将来に期待が持てそうだ。さらに、140位の選手を今季からMLBで使う予定。