帰ってきたナショナルズ Part28
1.FA公示前
まずは現状確認だが、去年は6Mの赤字を計上した。これは、今年はアトランタが強く、ナショナルズは負けゲームが多くなってしまったことが原因である。そのせいで例年よりチケットの売れ行きが悪くなってしまった。そこで勝ち星を増やすために藤波の獲得を、観客を増やすためにチケットを40ドル(前年度から6割引き)に設定した。その成果は裏目に出てしまい、最終的に6Mの赤字である。
しかし、そう悪い状況ではない。ナショナルズは10Mの現金保有があったから、オーナーの補填ではなくチームの現金の切り崩しによって借金を返済した。これで予算は減っていない。
実のところ、このゲームの現金はこれが主な使い道である。トレードで現金を積んで対価にしても何も問題はないのだが、個人的な経験では現金のみでトレードが成功したことも、選手+現金でのトレードを打診した時に要求選手の質が下がったことは少ない。
とはいえ、節約はある程度行わなければいけない。まずはCLがQOを拒否し、FA市場に流れた。彼は素晴らしい選手であったが37歳にQO以上の金は出すことは今のナショナルズには難しい。ドラフト指名権に帰させてもらう。
今年は筒香以来の4割越えバッターが誕生した。彼は50Mの契約にふさわしい成果を残してくれた。もしかしたら、3000本安打を達成できるかも?
2.FA公示後
まずは、当たり前だが今年は支出削減を行わなければいけない。さすがに6Mの赤字は大きすぎた。とはいえ、CLは流出したし、できれば外野に守備固めが欲しい。さらに、去年からの懸念事項のマイナーオプション問題も解決はしていない。
そこで、今年は小粒の選手をMLBから調達することにする。となると、今年考えられるのはルール5ドラフトだが、は40人枠整理のために参加しない予定だ。マイナーオプション問題は数年は解決しなそうだ。数年前まではルール5で成功を収めていたが残念ながらしばらくは参加できそうにない。
ということで、今年は普通に小規模な補強をMLB市場で行う。
まずはCFを1年4.4Mで獲得。彼は打撃も素晴らしいが、それは去年だけだと思う。それは去年以外は大したことないからである。しかし、守備はずっといい。彼はもちろん控えとして使う予定だ。
QOを拒否した元ナショナルズCLはSFと3年総額48Mで契約合意。SFも随分と冒険したみたい。久しぶりにQOを拒否して高年俸を勝ち取ったRPである。これで、ドラフト指名権は増えたが、代わりにファンの関心が薄れてしまった。
そこで、34歳SPを1年8Mで獲得。去年と同じ活躍を望むことは難しいと思うが、彼は人気がある。最低限、シーズンチケットの売り上げには貢献してくれるだろう。
そして、同時にNPBからCLを輸入。ここはナショナルズの強い部分であるが、人気があり性格もよい。1年5Mと安かったから一応獲得。戦略と矛盾している気もするが、戦略に固執することは決していいことではない。それに、強い選手を輸入できれば、競争に敗れた選手をトレードに出せる。その時にマイナー契約選手を選べば、むしろマイナーオプション問題は解決する。しばらくは彼をAAAで使う予定。
残念ながら藤波も流出。彼は以前QOを受けたことがあるのか、QOを提示できなかった。よって何の保証もなく流出。仕方なかったのだ。35歳のSPとはあまり契約したくない。これで、またファンの関心が薄れてしまった...。
3.30年開幕
今年はギリギリで1位予想。しかし、アトランタとマイアミは春季キャンプでは弱かった。きっと勝てるだろう。
久しぶりにトッププロスペクトランキングに掲載された。しかも3位である。もしかしたら案外ナショナルズは育成が成功しているのかもしれない。
4.前半の主な出来事
セスベアーが33歳で500本塁打を達成。彼は化け物である。もし、次もプレイレポを書くとしたら、決め打ちで彼を獲得することにしようかなw。
ちなみに現在の通算HR記録はハーパーが持つ780HRである。セスベアーなら、少なくとも彼の記録に挑戦できるだろう。
どうやら、去年は金を使わなさ過ぎた。利益はかなり出る予定だが、SPがたりない。現在、やたら今年は調子が良く、性格が良いSPをアトランタから獲得。対価はよくわからないマイナーリーガーだったから割愛。
千賀が今年で引退することを連絡してきてしまった。彼は性格がいいから結構抜けるのは痛い。かれをAAAに落とすか迷ってしまう。
カーターが2000本安打を達成。彼は素晴らしいが少し期待外れだな。トラウトやハーパー級には彼はなれなかったみたいだ...。
千賀が6/14日に引退。彼か自動でホークスで永久欠番になった。お疲れ様。
サンチェスが37歳で400HRを達成。このデータは2017年スタートだからカオナシである。
性格が悪すぎたから年俸100%負担で#46をテキサスへプレゼント。割といい選手だが、性格が悪すぎ。この決定にクラブハウスは祝福してくれた。
代わりにテキサスにトレード志願をしていた#10を獲得。高い買い物だが、彼は性格が普通で人気が高い選手である。個人的にはいい買い物だと思っている
なんとナバーロが先発に配置転換。そして、賞を獲得。これで二刀流ができる。受賞理由は投手での活躍によるもの。彼は投げてよし、打って良しの本物の二刀流である。しかし、最大の欠点は怪我が多いこと。彼は去年は働けなかった。
フィラデルフィアから内野の控えを獲得。圧倒的に内野が足りない。今の先発の疲労軽減のためにいろいろまもれるかれをかくとく。さすがに内野陣は老人だらけだから介護しなければいけない。といっても、彼も十分老人だと思うが...。
5.前半戦の成績
何とか首位で折り返すことができた。このゲーム差を安全圏だとは言えないが、もう補強はしない。年俸100%負担はそれなりに大きかった。
SPは全員FIP-で100を切る十分な働きをしてくれている。それに、23歳のボブもローテに入っている。ここは将来的にも期待が持てそうである。
ブルペンは少し、いまいちな成績。とはいってもここは人格者と若者が大部分を占めている。彼らはクラブハウスを管理してくれているし、育成も担っている。野球以外の貢献はかなり大きいはずだ。
今年はアレックスが一か月程度けがでチームを離れてしまった。彼も34歳。もう若い時と同じような起用は危険である。早くマイクが育ってくれるといいのだが...。何年か忘れたがマイクは一応ドラ1である。
内野手はかなり立派。今年もカーターが素晴らしい。さすが年俸55M男である。とはいっても、彼の守備力ではSSは厳しいし、彼も32歳である。早めに代わりを準備しなければ...。
#59はもうあきらめるたが、外野守備はかなり改善された。その代償として、高年俸、高齢という非常に相性が悪い組み合わせができてしまっている。
外野手だけでなく打者は数年間の成功のおかげで、主な支出源と懸念事項になってしまった。