帰ってきたナショナルズ Part12
1.主な出来事
キンベルが通算400セーブ達成。30歳で守護神から外れたが、それでも順調に積み重ねてきた。素晴らしい記録である。
マチャドが通算2000本安打を達成。彼もまだ32歳。運が良ければ3000本安打を目指せるだろう。
今年も例年通り成功しているが、今オフから年俸調停が始まりそうで怖い選手がたくさんいる。そこで、年保調停開始年数で微妙な選手の放出を行うことにした。
ワトソンをLADに放出。彼らはSPが足りておらず敵に塩を送るみたいだが、それは仕方ない。そのようなチームでないといいプロスペクトは獲得できないのだ。
代わりに獲得したのはジョージ。なかなか人気もあり、AAAで活躍している選手である。彼はそれなりに年齢があるが、プロスペクトランキングは150位である。ワトソンよりはやってくれそうである。
カーショウが250勝を達成。彼は化け物だな。勝ち星で投手の貢献度は測れないと言われているが、ここまで積み重ねると流石に勝ち星だけをみても貢献した選手といってもよさそうである。
シーズン終了前に、べタンシスと契約延長。2年総額36M。最終年にはチームオプション付き。彼は素晴らしいCLであり、来年も活躍してくれそうである。
しかし、彼はいつ年間最優秀中継ぎ投手になあるのだろうか?そして、なぜいままでそれを獲得できなかったのだろうか?不思議である。本当に不思議なことに、ナショナルズは大きな賞に縁がない。サイヤング賞もダルビッシュが最後であり、新人王、MVPにはだれも選出されていない。こんなに成功しているチームなのに不思議である。
今年は国際アマチュアでCFを獲得。契約金は5M。今年はなかなか豊作であったが、やはり外野にしか有望株がいなかった。
ドラフトでは3BとRPを1位指名。今年は内野を獲得できたが契約金が1.2Mとかなり高額。RPは450Kであったのに...。
そしてRPはすでにAAにいる。かなり今後に期待できそうである。多くのルーキーはRリーグからスタートである。数年間投手を獲得しまくっているナショナルズでAAスタートとはかなり有望である。
2.最終成績
今年は去年よりは成績を落としたが、109勝を達成。十分立派な成績である。
LFが打率で表彰された。数年前までナショナルズは投手のチームであったが今では打撃のチームに生まれ変わった。しかし、これから死の年俸調停が始まってしまう。
今年はついにアレックスが壊れてしまった。しかし、J.T.はマットよりは野球がうまい。彼はリーダーでもある。かなり有能な宴会部長だ。
打者は素晴らしいが、昨年よりはさすがに成績は落ちた。とはいえ、これで残念がっていたら他の29球団に怒られるだろう。しかし、BABIPが全体的に高すぎる気もする。
SPはそこそこ。ビショップはエースであるが他の2人が弱いな。
一応、大谷は二刀流。しかし、その恩恵はほとんどない。これは18のセーブデーターだから仕方ないのかも。
RPはまだまだ、高齢化の問題を抱えている。できれば25~30歳で主力を固定したいのだがそれはできそうにない。ドラフトで投手ばっかり獲得しているはずなのだが...。また、チャップマンはこれで最後のシーズンになりそうだ。というのも、監督が嫌いらしく契約延長交渉に来ないからである。きっとCLをやりたいのだろう。
3.おまけ
以前ナショナルズにいたターナーは何故か能力を失ったみたいだ。彼は2000本安打確実だと思っていたが1500本安打も厳しいかもしれない。
ダルビッシュはRPで再生したようだ。38歳であるから獲得はしないと思うが、一応今季にFAになる。
菅野は初年度でALの中でWARトップである。間違いなく新人王獲得だろう。34歳のではあるが...。
ストラスバーグは初年度にいきなり全治8か月のケガ。今季はアクティブロースターにすらいなかった。